【速報】司法府はPPDに対する解散請求を認可、PPD政党資格喪失

 司法府は先ほど、政府与党が提出した民主パプア党(PPD)に対する解散請求が認可されたと発表した。先日制定された新法である反分離主義法に違反する党是を掲げ続け、分離主義を否定せず、それに対する傾倒を続けたとする政府与党の請求が全面的に通った形。これにより、PPDは政党資格を喪失し、全ての同党地方議会議員や首長は無所属となる。次回の地方選挙の際には、クアト党東方連合会(persatuan timur partai kuat:PTPK)傘下の政党が多数派を占めることはほぼ確実となった。

 中部パプア州ティミカにある民主パプア党本部では、武装警察が突入したとの情報も入った。民主パプア党は大量の武器を保有しているとの情報もあり、周辺には緊張が走っている。

 しかし、中央政府と特に対立し、分離主義的な活動家で同党の精神的支柱でもあった民主パプア党の元党首プンブルシラ・ジャンボラ書記長(pungbursila jambora)は、8月20日に未解決のひき逃げ事件により死亡している。そのため、党内では十分な統制が取れていないと思われ、大規模な衝突には至らないのではないかとの見解もある。

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